vs☆A

アンチジャニが嵐ファンになっちまったよ

「untitled」全曲感想 vol.2

「untitled」

これ、名盤です。(何度でも言う)

まだ聴き込んだ、と言えるほどではないけど

改めて、この「untitled」での

嵐さんの『ボーカルグループ』としての進化を感じずにはいられないんです。

先の記事で、

5人の声が合わさるとオーケストラみたいだ、と形容したけれど

5人が5人、それぞれ全く違う声色を持っていて

それがほんとに気持ちいいほどに絡み合う。


たとえば

にのちゃんの感情が伝わってくるような情景を描ける声はギター。

嵐の土台を支える翔さんの低音ボイスはリズム隊としての役割も持つベース。

透きとおり、空に突き抜けるように伸びやかな高音の智くんの声はバイオリン。

人に合わせて様々にハモリを変え生かすことのできる

魔法の声を持つ潤くんはシンセサイザー

美しい旋律も、和音のようなふわりとした音も出せる不思議な魅力を持つ

繊細なあいばくんの声はピアノ。

そんな5人の声でつくるオーケストラのようなハーモニーが、

このアルバムでは存分に味わえるんです。

このアルバムすごくない?!?

1.Green Light

20周年までに何ができるか。

見据え始めた嵐の、新しいアルバムの、1曲目、の1発目。

「見渡せば Nothing's in my sight」

気づいたら周りには何も無くて・・・

つまりヲタクの極論を持って意訳すると

気づいたら 周りにライバルなんて誰も居なかった

ヒェーーーーーー嵐ぃーーーーーかっ、、かっこよ・・・(吐血)

(意訳含め完全にヲタクの勝手自由な妄想です)

そしてそんな一人勝ち状態の中にあってもなお、

「目の前 照らすGreen light」つまり・・・

イケイケどんどん ですよ。

なんなのもうかっこよすぎる。

2. つなぐ

大野智主演映画「忍びの国」主題歌。

個人的に2017年発売シングルで一番好きなやつです。

始まりの特徴的なギターからの、太鼓みたいな重低音のリズム。

モロ好み。

メロディ自体はキャッチーでPOPなのに

和×ロック+民族的なアレンジで物凄いことになってるよねこれ。

なんていうか、音に漢の世界を感じるというか。

音の種類が男らしいんですとにかく。

そこにloveとか含めた歌詞を載せてくるそこのギャップがズルい!

ベースが強くて民族的なリズミカルな音に日本的な三味線みたいな音だったりが乗ってるのも音的に面白くて大好き。

♪生きていくだけぇ~~のとこの半音あがるとこたまらん。。。

カッコイイよーーーうえーーん。

カッコよすぎて、泣きたくなる。

3.「未完」

アルバムのリード曲。

変則的なイントロから始まり、その後も忙しく景色を変えるその曲調は

MC、キャスター、俳優、バラエティ、アーティスト、となんでもこなす

嵐さん自身の才能やキャリアを具現化したよう。

さらにこのリズムがなんたって取りづらい、

ハチャメチャに難しそうな曲を

ここまで自分たちのものにしてる嵐さんすごくない?!?!うちの嵐さんカッコよくない?!?!?!って世界中に触れ回りたい衝動しかない。

これは他の曲でもそうなんだけど、

曲自体がものすごく骨太で男らしくてカッコよかったり、

こんなふうにちょっとすごすぎてわけわかんないくらいのアレンジでも、

嵐さんの声が透明感があっていい意味でライトだから

そのおかげでものすごく聴きやすくなるし

バランスが絶妙なんだよねーーー!

シビレるわぁーーーーー

4. Suger

個人的に、こういう曲をシングルで出して欲しいんです!!!!!

にのちゃんのAメロのソロのとこすごい好き・・・

全体的にオシャレなサウンド。

爽やかな疾走感は前作のDRIVEっぽい雰囲気もあり。

なにより嵐さん5人によるコーラスが最高でしかないし

嵐さんのイイトコしか出てない。つまり最高。(何度でも言いたい)

♪シュガー

マイラーブ のコーラスのとこすごいいい・・・好き・・・


それにしてもあいばさんの高音がこんなに最高だなんて早く世界が認識しようよ。。。

5. Power of the Paradise

オリンピックのテーマソングとしてよく耳にした曲だけど、

ちゃんと聴き込んでなかったかも。

壮大なアレンジだけど塩梅がほんとに上手い。

6. ありのままで

打って変わってピアノのイントロが可愛い。

こういう曲の翔潤のボーカルがすごく好きなんだよねぇ、私。

そしてサビは嵐さんの綺麗なユニゾンが効いてて美しい~。

天気のいい日にお散歩しながら聴きたい♪けど

ちょっと心が弱った時に聞いたらきっと泣いちゃう。

たぶん、そんな、曲。

ちなみに翔さんの「カモン、ベイベー」はヘッドホンで聞くとくそほどニヤけます。

くそっっっ(思うツボ)

7. 風雲

拳を突き上げたくなるロックな曲!

いつかのラ・トルメンタみたいに風を切って

衣装のジャケットをヒラヒラさせてアリーナ内をトロッコで駆け抜けるイメージが浮かんだ笑

もしくは花道を全力疾走!

めっちゃ攻めてるサウンドでアドレナリン出まくる~~~!

8. I'll be there

相葉雅紀主演ドラマ「貴族探偵」主題歌。

これも好きなんですわーーー

今年のシングルハズレなしだわーーー笑

これはラッパのアレンジがかっこいいよね~

好き~間奏のとこ~

ちなみに何度練習しても ♪ゆゆゆあぃるびじゅゆゆのとこの振りは、

手がこんがらがっちゃう私です。

9. 抱擁

これはちょっとアレンジが昔っぽい。90年代ぐらい。

懐かしくてちょっとムズがゆいとこもありつつ。笑

でもこういう曲調は嵐さんはすごく合うよね。

ボーカルが優しいからかな。

10. Pray

相葉→相葉松本→二宮って、最強の布陣じゃね?って思うAメロ。

優しさのかたまり。

包み込まれる。

これこそが嵐さんの『ボーカルグループ』としての魅力が詰まった一曲ではなかろうかと。

誰が抜きん出るわけではない。

5人の、5人にしか出せないねサウンドがそこにあって

それが世界を包み込むという幸せ。

嗚呼、まだこの幸せを知らないというのなら、

どうかこのアルバムを聴いてくれ・・・(誰)

この幸せの先には未来しかないから、、、、

11. 光

にのちゃんこんなボーカルもあるのーーーー!って新たに宝物を見つけたようなAメロ。

これはヘッドホンで聴いてくれマジで。

耳元で歌われる。死ねる。

サビは一転してこれまた爽やか!

少し懐かしい雰囲気のアレンジもいいなー。

ドリカムの曲とかにありそう。

好きです。

澄み切った青空が見えるみたいな曲。

メレンゲでメイキング見せてもらった翔さんのラップも

こう繋がるのかーー!と意外性があってよいよい!

12. 彼方へ

これもサビの拡がり感が、空に飛び出してくみたいなイメージが伝わってきて

このアルバムを通して、嵐さんはもっともっと今よりもっと先を見てるんだなって

まだまだ上に登るつもりなんだなって

んじゃ、こっちも付いていってやろーじゃねーか!って勝手に決意を固めた曲だった笑

Don't stop ARASHI!

これからまた進み始める嵐の一歩一歩を見守りたい!

13. Song for you

組曲?!?

およそJPOPの世界では聞き慣れないワードに

ちょいちょい、なにをやらかしてくれるんだい嵐さん??と怖いような楽しみなような感情を

この発売まで持て余してたわけだけども

こうきたか、と。

wikiさんにお聞きしたところ、組曲の定義とは「いくつもの曲が組み合わさった曲」。

クレジットを見ると作曲家の欄には

「作曲:Simon Janlov・wonder note・Kevin Charge・Erik Lidbom・SHIROSE・山下康介」と

なんと6名もの作者の名前が・・・!

しかもどう見ても和洋折衷(これ使い方合ってる??w)。


そして何より驚きの数字[11:29]が。

ナニコレさだまさし?!?さだまさしなの?!?!?!?!

と、若干パニくる収録時間の長さ。

こんなスペックで果たして成立してるのか?!?と不安になる間もなく

まるでディズニーの映画が始まります?!?!みたいなOPから智くんのアカペラソロで

全私の心鷲掴み。

”いつの日も僕ららしく”

泣かせんじゃねぇよ、バカヤロウ。゜(´⊃ω⊂`)゜。

そしてまた映画かミュージカルが始まるかのような

ハッピーな、フレアスカートをくるくる回して踊りたくなるようなところからの

にのあいが呼ぶ暗雲。。。

1本の映画、1本の舞台を見てるようなドラマチックな展開。

濃密な11分29秒。

放心状態になりながら改めて歌詞を辿っていくと

これは本当に、嵐の、これまでとこれからの物語。

ヘンな名前付けられて(語弊)、クルーザー乗せられて

もがいて笑って空を見上げた国立の空。

泣くほどキレイだった舞い上がるバルーン。

私は途中参加だけど、

この18年という旅路を、一緒に振り返らせてくれるような曲。

<続編(はなし)はこれから>

だなんてかっこよすぎるだろ。好き。

んで、最後のこの組曲からリピートでまた1曲目に戻る流れも

いつもの通り抜かりないカッコ良さ。

嵐のアルバムは、全曲リピート。

シャッフルなしでどうぞ。