ようこそ、わが家へ #最終回
3ヶ月間お疲れ様でしたーーー!!!!!
ようこそ、わが家へ。とうとう最終回。
1話目を見たときはあまりの怖さに
これから毎週見られるかな?と不安になったりもしたけど
終わってみれば毎週月曜日を楽しみにしておりました♪
怖かったし、毎週毎週
真瀬部長にも、のんびりな倉田家にもイライラしたけどね(笑)
以下、(超個人的)最終回感想!
そして楽しみにしてた最終回、どうまとめてくるかと思ってたけど
うーーーん。
わたし的には少々消化不良というか、
犯人をわかりづらくしようとして混線させまくった結果ミステリーとして一番やっちゃいけないとこに着地した感じ。。。w
まぁ正直納得全然いかなかった!!!笑
9話まで、とっても盛り上がってただけに残念だったな。(あくまでも私個人の感想です)
これまで全然シッポを掴めなかったニット帽の男が
最終回直前にいきなり目の前に現れて
(まぁそれは、今まで消極的だった倉田家の面々(特に健太)が積極的に動くことによってあぶりだしたってことなんだろうけど)
(でも最初に会った地下鉄の駅で見つけるって安易すぎやしないかい?)
ニット帽の男はきっかけなだけで、あとは摸倣犯がやった犯行だった、と
たぶんそれが一番まとまるし現実味あるし謎解きとしても面白いラストだったと思うんだけど
さんざん公式も煽って煽って出てきたニット帽の男が
2ヶ月間見てきてはじめましての男。っていう。
アンタ誰ーーー?!?!?!
ってなるよね(笑)
(もちろんこの方が猿之助さんだってことはわかってる上で)
もちろんさ、このドラマがストーカーものだって知ってるよ?
ニット帽の男がきっかけになったってのもわかってるよ?
だけどやっぱりドラマだし、謎解き(ミステリー)の要素が強かったから
どうしてもこっちもいろいろ予測してあーでもないこーでもない、あっそうか!ここが繋がってたんだ!!なんという伏線!!!
って、楽しみたいところじゃん?笑
それが、結局、
他の愉快犯はいたものの、やっぱり見ず知らずの電車男に逆恨みされてただけでしたー!
チャンチャン♪大団円♪
…ってならねーわーーーーー!!!www
たとえば。
たとえばだけど、
たくさんの嫌がらせに遭ってそのたびに呼んでいたあの出入りの警察官(交番勤務の)が
日頃のストレスのうっぷんを晴らすために便乗してた、とかさ。
そっちのがよっぽどスッキリしたと思うの。私はね。
・ニット帽の男がどれだけ執拗な性格かは知らないけどこんなに長い間に渡って、
しかも職場に盗聴器まで仕込んでわざわざ攻撃しつづけにくるほど根性あるストーカーっている??
(まぁそれはナスカちゃんが倉田家に出入りしてることや同じ職場にいることに嫉妬してさらに逆上したってことにしたとしよう)
・ニット帽の男が、出会った時も犯行に及ぶ時もその後の日常生活もずっと同じ格好ってどんなに親切なストーカーなのでしょう
(そらおとぼけな倉田くんでも見つけられるわな)
犯人たちがみんな中指に指輪してる!のヒントとかはすごくワクワクしたけど
最終回まえのナスカちゃんの独白によるミスリードもすごいセコかったし(笑)、
ミステリー小説好きとしてはほんとに
ちょっと脚本ぬるすぎだよなぁ、と。
9話まで期待させてくれたから、余計にね。
でもエンドロールのニット帽の男の文字がだんだん崩れていったり
キャストの写真がお話の内容によって変わっていったり
細かな演出がすごくよくできていて
毎回ちょっとしたヒントを頼りにハラハラ予想しながら次を楽しみにすることができたのはすごくよかった!
あと、健太くんのスタイリングが
同じシャツを着まわしてるんだけど最初は引っ込み思案な性格を表してかボタンがしっかりめに止めてあったのに
最後は堂々と開けて着てたりね。
七菜ちゃんの部屋着が毎回一緒だったりも、日常感でててよかった。
スタイリストさんナイスアシスト!って何度も思ったよ。
そうやってすごく細やかな演出が散りばめられてたからこそ、スッキリしたラストにして欲しかったなーというのが希望だったわけだけど
事実は小説よりも奇なり、というから(小説だけどw)
こういうわけのわかんないことも起こり得るよ?!
逆恨みってどこで買うかわかんないから気をつけよう??っていう問題提起でいいのかなあ?
気弱な家族がストーカーに立ち向かって強くなるお話だからいいのかなあ?
…でもやっぱりスッキリしたかった!!!笑
でも、最初私達をモヤモヤさせてた倉田家のお父さんもお母さんも健太も、
ほんとは強くてみんなでみんなを守ってるってわかったし
その強さを出せるようになったし。
最後の七菜を面接に送り出すときの家族全員でのグータッチは泣けた。
ガス!!!!!(可愛いすぎる)
あ、でもお父さんが真瀬をやり込めるときは
オイこれ半沢直樹!!!wって思ったけどね(笑)
池井戸さんは人をやりこめるの好きなのかしらね(笑)
(ちなみに、私は超平和主義者のため悪いやつを懲らしめる!的な物語に同調できないため、半沢直樹は結局見ていませんwww)
でもね、こうしてぐだぐだと文句を言えるのも2ヶ月楽しく見続けたからこそ。笑
なんだかんだで、楽しかったよ!ようこそ、わが家へ!
でも最後のセリフは「いらっしゃい」じゃなくて
「ようこそ、」じゃないのおおおおおお?!?!?!(まだ文句言うーーーw)