プラチナデータ…ッ!(ここで囁くのたぶん3回目w)
初日舞台挨拶。
にのみあさんの地元に近いTOHOシネマズ錦糸町で
見てきました。
12:50の回。
にのみあさんてばものすっごいちんまくて。
(豊川さんがほんとに大きいからもうこれは想定内だけど)
でも保奈美さんも杏ちゃんもでっかくて(笑)。
にのみあわんこきゃわいいーーーー!!!
ってなるよ。そりゃあ(笑)
希子ちゃんもめっちゃ可愛かったけど!
今や日本一のモデルといっても過言ではない希子ちゃん目の前にしても
負けず劣らず可愛いにの><推せる><
舞台挨拶中継が始まってすぐに
リラックスしすぎ?で
いつもの首コキッをするにのみあわんこ。(自由!)
きっと日本全国どこの会場でも笑いが起こっていたことでしょうw
ちょっとおめかしした素敵なにのみあさんと、
同じ時間を共有できて嬉しかったな。
ただ、杏ちゃん、あなたモデルですよね!?
舞台上で脚ずっと開いて仁王立ち状態だったんだけど…
あれははしたないぞw
可愛いにのみあと対比して
もんのすごい気になりましたw
私も気をつけようw(檀上に上がることなんてないけどw)
そして興奮も冷めやらぬまま本編突入だったから、
初回は正直そこまでしっかり見れなくてw。
あれ?この謎は?これは?なんて思っているうちに
どんどん進行してなにがなんだかわかんなくなってしまったので、
祝日レディースデー、
二回目見てきました。
二回目でだいぶ理解できたかな?
でも深まるばかりの謎もあって。
以下、映画内容ネタバレ~。
プラチナデータという作品は、
だいぶ前に読み終わっていて、
東野作品の中でも、最初から映画化を見据えて書かれたというだけあって
いい意味でも悪い意味でも内容の薄い作品で。
正直昔から東野作品を読んできた身としては内容的には物足りなかったのも事実。
だけど、なんとも視聴者ゴコロをくすぐる初期設定と
導入部のスピード感はさすが東野圭吾。
これを映画化したら最初の一時間は
とにかくドキドキしっぱなしの、間違いなく面白い作品になるだろうと思ってた!
で、結果。
70点。
うーん。
面白かった。それなりに。
だけど、プラチナデータのシステムとか、神楽の二重人格がわかるまでの過程とか、
もっともっと面白く出来たのに!!!(というか小説のなかでそこが私的に一番面白かったから)
というあと一歩感も否めず、
やっぱり原作って読んで無いもののほうが映像化作品って楽しめるよね、とあらためて思ったりして。
なにも知らずに見れば、
スピード感もあり、かなり面白い導入部だったかも。
かなり早い段階で、神楽は逃亡し始めるわけだけど、その逃亡劇は
んなことねーわ!的なツッコミどころもありつつ、
普段運動不足であろう科学者神楽の体力があそこまであるのか?!という疑問もありつつ、
防犯カメラに監視されるあたりは
いやほんと現代の逃亡劇だなぁって感じでほんとにドキドキ面白かった!
安全が確保されていたとはいえ、あのスタントはなかなかでしたよ、にのみあさん。
で、肝心の演技部分。
さすがの二宮和也だったわけだけだけど
安定の演技(特に怒り系)には少し気恥ずかしさも感じつつ(←これこれっ!的なw)、
特に神楽×リュウの人格の入れ替わりはほんと素晴らしかった~。
そこが一瞬にして入れ替わってしまうからこそ、
最後にひとつ疑問が残ったわけだけど…(それはまた後で。)
色んな番宣番組で話題になる「プラチナデータっ…」
はまさに二宮ワールド、半狂乱で見させていただきましたが(笑)、
その他に私的にグッときた台詞まわしがあと三点ほど。
(1)最初のDNAプロファイリングのシーンでの
『爪、小さい。』
その言い方!!!
果たして台本にどう書かれていたのかが気になるんだけど、
言い回し的には「つめ、ち い さ い 。」
って感じかな。
一音一音が途切れて聞こえるような。
とにかく、この神楽という人格のなんたるかを、
この一言で表現できてるなって思った。
とにかくデータの中で生きている人。
これには、震えた。
(2)逃亡中、神楽がリュウの人格と対峙したときのリュウの一言。
『…父さんの手だよ?』
神楽が、違う人格を造ってまでも消し去りたかった悲しい過去を、
わかりすぎるほどわかっていたけどわからないふりをしていた事を、
どこか哀れむような眼差しで突きつけるリュウの台詞。
優しくて、声量もない。
だけど、芯のあるリュウの人格と、そしてふたりの悲しみがこれでもかと伝わってくる。
流星の絆の、最終回の「…なんであんたなんだよ」あたり、
思い出した。
(3)真のプラチナデータとは?を白鳥と話しているときの神楽の決意、
『あの子は私の全てを注ぎこんだシステムだ』
この「あの子」が、二宮和也ぽいなぁ、って。
当て書き?アドリブ?わからないけど、
ものすごく、二宮和也らしさがでてた。
そして、創造主は得てして自分の作品を「子」と表現するよなぁ、と
自分の仕事を重ねて納得したり。
この一言で、神楽の狂気も表現されていたような気がする。
そして最後に謎。
浅間がリュウのアトリエに会いに行き、神楽のメッセージを手渡すシーン。
「会うのは2回目だな」
って言ったけど…
…3回目じゃない?っていう。
違うかな?
1回目はスタジアムで、格子ごしに写真を手渡したシーン。
(リュウだから涙を流したのでは?)
2回目は教授の部屋から出てきたリュウから拳銃を受けとるシーン。
(想いは手から伝わる、から、握った手からリュウであることがわかったはず)
3回目は最後のアトリエ。
うーん。
1回目はリュウと神楽が完全に入れ替わっている状態ではなかった?ということなのかな。
それとも私の見方が間違えてる?!
でも監督が、色んな取り方があって楽しいとおっしゃっているようなので、
それもありなのでしょうけど。
それを確認するためにもあと一回くらいは見に行かないとかもなー(笑)