進むべき結末に答えは見えなくても@家族ゲーム#9
生活音だけが響く沼田家の奇怪な日常。
声のない7分間。
そして、永遠に終わらないんじゃないかと思うくらいツラくて、吐きそうだった残りの45分間。
吉本荒野(本物)がクズすぎて
心の平衡を保つのに必死で忍成くんは本当はいい人なエピソードを探した45分間(苦笑)。
忍成くんほんと超クズ顔!!!!!
(激烈に誉めてます)
(花男の忍成くん、魔王の忍成くん…嗚呼みんなクズ中のクズだった…orz)
(遠い目)
いやーすごかった。
脚本も演出も演技も効果も
そしてそれを実現させる勇気も
もう賞賛しか当てはまりません。
何重にも仕掛けられた罠が
巧妙に解かれていって
ミステリーとして見たとしても、某ミステリードラマより相当レベル高いと思われ。
歌のように『進むべき結末に答えは見えなくても』ではなく
『進むべき結末の答えを知っている』
から、今回は本当に辛かった。
そして賞賛すべきは
真田くんの演技!!!!!
あの、目にいっぱいの涙をためて「そう…ですよね」と答えるシーンは
今まで何度も見てきて、素晴らしいと思っていたけど、
その他の描写のひとつひとつの演技をとっても、圧巻だった…!
特に、山小屋で田子雄大と携帯電話ごしに話したセリフ
「僕みたいな弱い人間がもう生まれませんように。吉本みたいな怪物が生まれませんように。
先生…僕、強くなりたかったよ」
の独白は、これでもかってボディを打ち込まれたみたいに
心も身体も痛くて痛くて(見てるだけなのにね!)、
…凄すぎた。
あの子、なんて名前だろう。
浦上くんといい、この俳優さんといい、ほんとこの家族ゲームは子役がヤバイ。