vs☆A

アンチジャニが嵐ファンになっちまったよ

味園ユニバース

渋谷すばる主演の

味園ユニバース

見てきた!

普段まっっっったく行かない六本木ヒルズで!笑


ありんこx的評価

★★★☆☆ 星3.2!

ジュリーさんによる、渋谷すばるのための渋谷すばるの映画である、と

公開前から聞いていたわけだけど、

普通、こういう当て込みの企画モノって

使い古された設定になったり

話のつじつまが合わなかったり

まぁあんまりいい印象ってなくて

どんなもんだろうなー、っていうのと、

でもそれだけジュリーさんはすばるくんを大切にしてるんだなぁーっていうのと、

私のなかでもフクザツに心情が入り乱れて

見ようかな?どうしようかな?っていう瀬戸際だったんだけど、

たしかあれはベイマックスを見に行った日に

入場を待ってる間に映画館のロビーの宣伝用スクリーンで味園の予告を見て

えらい感動してしまったんだよね。

1分やそこらの映像に

渋谷すばるだけど渋谷すばるじゃない

ちゃんと、魅力的な俳優がそこにいて。

その1分で

これは見なきゃアカン!と前売りを買って

ほんとは初日に見に行きたかったけどあれやこれやでこないだ書いたゴタゴタがあって今日になってしまったんだけど。

話のあらすじはこんな感じ。

傷だらけで血だらけの男がとあるライブに乱入、突然歌を歌い出す。

とても魅力的な声を持つその男は記憶をなくしており、その声にどこか惹かれていたカスミ(二階堂ふみ)は

認知症気味の祖父と暮らす、スタジオを営む家で男を引き取り、

昔飼っていた犬の名前(ポチ)から、ポチ男と名付ける。

カスミがマネジメントをする赤犬というバンドがライブをすることになる。

しかしボーカルが大怪我、スタジオの仕事を手伝うポチ男に白羽の矢が立つ。

ポチ男の魅力的な声に、赤犬メンバーは新曲を作る。

「ココロオドレバ」

しかし徐々に記憶を取り戻すポチ男。

本当のポチ男は暴力的で、悪事に手を染め、子供も捨て、そして仲間に売られ刑務所に入っていたクズ男だった。

そして出所したその日に、その仲間に半殺しにされ、記憶を失っていたのだった。

歌うことが楽しくなっていたポチ男。

だが、自分の過去を思いだし、自分は裏の世界で生きていくしかないとカスミの家をでて

裏切った仲間の元へ行く。

ポチ男をふたたび裏切り消そうとする仲間。

そこへカスミが現れてポチ男を木製バットで殴り、取り返す。

気づけば赤犬のライブが行われる味園ユニバースの楽屋にいるポチ男。

どうするかは自分で決めえ、とカスミに投げかけられる。

ステージに上がるポチ男。

歌い上げるココロオドレバ。

大盛り上がりの観客たち。

居場所を得たポチ男のはにかむ笑顔。

すばるくんが発売したソロシングルの

ココロオドレバと記憶、この2曲をMステやら少クラやらで聞いたときに

記憶の方が好きだなーって思って、

このココロオドレバっていう曲がいまいちピンときてなかったの。

だけど、スクリーンの中でポチ男が歌い出したときに

ものすごく!ものすごくピン!!!ときて

大好きな曲になってしまったっていう(笑)単純!

もちろん映画のストーリーの中で

かなり重要な曲だから

ストーリーの流れありきでこの歌があるわけで、

私がその流れの中で感動したのはしかるべきことだと思うんだけど

それにしても、合点いったというか。

しっくりきた感がハンパなかった(笑)

映画おわったらCD買いにいこ!!!って一瞬で思った(笑)

そのくらいね、歌に力がある映画でした。うん。

途中まで、ポチ男の心情とかカスミの心情とか

とっても丁寧に描かれてて

ほんの、ささいな、一瞬一瞬が見逃せないなっていう映画だったんだけど、

最後のほんと5分の1ぐらいからの流れで

ざんねんだけど、台無しだったよね(苦笑)

すばるくんも、ふみちゃんも、赤犬のみなさんも、

クズ役のみなさんも(笑)、

キャストは本当に素晴らしかった!!!

だけど、

ポチ男が記憶を取り戻してからの脚本が

あれ?どうしました?もうめんどくさくなりました?っていうぐらい雑に回収しはじめて

あっという間に終わるっていう駆け足具合。

何でそこまで丁寧に描いてたのにそこからあんなに雑なの?!?って

目を疑うほどに雑でした(笑)

あのラストが、もっと、丁寧に描かれてたら

本当に傑作になったのになぁと

可能ならば撮りなおしてほしいぐらい!、残念でした。

くやしいなあ。

でも、残念な部分もあったけど、

観終わった第一声は私も友達も "面白かった!"

ともあれすばるくんの初主演映画がコレとは

やっぱすばるくんの潜在能力もハンパないですこれまじで。

オファーくるだろうなぁ。

でも番宣はやらせないほうがいいだろうなぁ(笑)